スマホで撮った花写真の背景が、うっとうしいと感じたことがありませんか?
ここでは、スマホで花写真を撮る時に背景を、シンプルに撮る方法を3つお伝えします。
■出来るだけ遠くのものを背景に選ぶ
■背景をぼかして撮る。
ここで紹介する方法は、どれも簡単ですが、これまでとは、印象が違う花写真がスマホでも撮れるようになりますよ。
■シンプルな背景に咲いている個体を探す。
これは、シンプルな背景を探す方法と、明るさを変えて背景を目立たないようにする方法があります。
✔写真の明るさを強めに変えて背景を目立たなくする。
✔背景が映らないほど大きく花をアップで撮る
✔シンプルな背景の前に咲いている個体を探す。
鉢植えや花瓶に入っている花であれば、シンプルな壁の前に移動して撮る。
もしくは、花の後ろに画用紙とか置くといいですね。
落ちてしまった花を画用紙の上に置いて撮っても、結構素敵な写真になりますよ。
お花を移動できない、画用紙もない場合
壁際の花を探すと見つけやすいですね。
シンプル背景を見つけ方のコツ
先に背景になるものを見つけて、これが背景になる花がないかという探し方もいいですね。
花写真を撮る時に、背景を意識する習慣がつきやすくなりますよ。
撮り方のコツ
余計なものが写らないように、アングルや大きさを変えて撮るといいですね。
構図を決める際、余計なものが写らないようにする習慣が付きやすくなります。
慣れないうちは、撮ってからトリミング(写真の大きさをかえる)してもいいでしょう。
✔写真の明るさを強めに変えて背景を目立たなくする。
これは少しテクニカルな撮り方ですが、慣れれば簡単です。
まず、花だけに日が当たり、背景が少し薄暗いところか、反対に花が薄暗く背景が明るくなっている個体を探します。
光が当たっている部分と影になっている部分の境を探すと見つけやすいです。
花にだけに光が当たっている場合
やや強く暗めに設定して撮ると背景が黒くつぶれてシンプルな絵になります。
花だけ薄暗い場合
やや強く明るく設定して撮ると背景が白く飛んで背景がシンプルになります。
撮り方のコツ
どちらのケースも、花の部分が一番綺麗に見える明るさにしてあげるのがコツです。
中途半端に、あっちも、こっちも綺麗な明るさに撮りたいと思わないことです。
慣れないうちは、少し暗め、少し明るめに撮って、撮った写真をレタッチするといいでしょう。
✔背景が映らないほど大きく花をアップで撮る
これは、そのままですが背景が映らないほど、花を大きく撮ってしまいます。
撮り方のコツ
画面いっぱいに一輪の花を取る時は、倍率を上げて寄ってとりますが、ブレやすいの次のことに注意します。
倍率を上げすぎないようにして、できるだけ寄って撮る。
スマホカメラの場合、倍率を上げると画質が荒くなるので倍率は最小限にして、出来るだけ寄って撮ります。
このほうがブレにくく、画質も荒れません。
■出来るだけ遠くのものを背景に選ぶ
一番効果が顕著になるのが、空を背景にする方法です。
スマホで撮る場合は遠くのものは、小さく写るので背景がシンプルになりやすい。
少なくとも花と背景の間が5メートル以上あると雰囲気の違う写真になります。
撮り方のコツは、
花と目線を合わせて横から撮るか、花を下から撮ると距離のある背景が見つけやすくなります。
言い換えると、花を上から撮らないことです。
上からが一番撮りやすいやすいので、つい多くなってしまいますが、花の目線に合わせて横から撮ってあげるだけで、大分印象の違う写真になりますよ。
■背景をぼかして撮る
スマホは背景がボケにくいのですが、スマホでも撮り方を次第で背景はボケます。
背景をボカす撮り方
レンズが2個ついている機種の場合は、被写体が大きく撮れるほうのレンズを選びます。
そして出来るだけ花に寄って、遠くの背景を選んで撮ることでスマホでも背景をボカして撮ることができます。
スマホと花の距離は、10センチ以下になるまで近づきましょう。
背景がボケやすい撮り方
📱 ➡ 🌷 ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ 🏠
背景がボケにくい撮り方
📱 ➡ ➡ ➡ ➡ ➡ 🌷 ➡ 🏠
ポイント
出来るだけ被写体が大きく撮れるレンズを選び、花に10センチ以下までつか寄る。
iphoneのポートレートモードを使う
iphoneのポートレードモードでも、背景をボカスことが出来ますが、まだイマイチ出来が良くなく、不自然なボケ方になることが多々あります。
ポートレートモードを植物で使うと、ボケ過ぎて茎の部分が写らないことがあります。
ポイント
花写真でポートレートモードを利用する場合いは、F値設定をF8かF11位に設定すると、ボケ感が弱まって自然なぼけかたになりやすい。
まとめ
スマホは望遠機能が弱いので、余計なものが写りやすくなります。
個図を決める段階で出来るだけシンプルになるようまとめましょう。
また、背景もボケにくいので、出来るだけ花に寄って撮る、背景を遠く物にするなどの工夫が必要です。
とはいえ、特に難しいことではないので、色々試してみてください。