今どきのカメラは色々出来るけど、今回は花写真を撮るために必要最小限のことを話すよ。
けど、これは写真を撮るための基本だから、花写真以外にも応用できるから必ずマスターしてね!
これを使いこなすようになると、あなたの個性が写真に込められるようになるよ。
目次
花写真を撮るために大事なカメラの使い方3選(重要)
今のカメラは本当にいろいろなことが出来るけど、花写真を撮るために覚えることはこれだけでいいよ。
■ ピント合わせ
■ 絞りを変えてピントが合う範囲をかえる
■ 明るさを変える
※ この3つは手順ではないよ。
手順は状況で変わるからね。
少し詳しく説明するよ。
ピント合わせ
ピント合わせは、くっきりと写して見せたい部分を強調する作業だよ。
やり方は、フォーカスポイントを写したいところに移動させてシャッターを半押しするだけ。
真ん中に設定したフォーカスポイントでピントを合わせてカメラの距離が変わらないようにずらして構図を決めてもいいよ。
写真を見る人はピントがしっかりあった部分に視線が誘導されるからとても大事な作業だよ。
ピントが甘いとちょっと残念な写真になってしまうからね。
撮ったら必ず確認しようね。
絞りを変えてピントが合う範囲をかえる
絞りを変えるとピントが合う範囲が変わるよ。
絞り値が小さい(f2.8・f4.0)の場合は、絞りが大きく開きピントが合う範囲(奥行き)が狭くなるんだ。
反対に大きい(f8.0・f11.0)の場合は、絞りが小さくなりピントが合う範囲(奥行き)が広がるよ。
言い方を変えると、写真全体のボケ感が変わるってことだね。
明るさを変える
カメラで明るさを変えるには、次の3つを変更します。
・シャッタースピード
・iso感度
・絞りについて
光を取り込む入り口の大きさでF値と言われF2.8とか数値が小さい時は入り口が大きく開くよ。
入り口のが大きくなれば必要な光を取り込む時間が短くなり、狭くなれば長くなるよ
絞りは明るさを変える要素だけど、絞りが変わるとピントの合う範囲が変わるので使いわけで写真の出来が変わるよ。
・シャッタースピードについて
必要な光を取り込むための時間だね。
絞りが大きく開いていれば時間が短く、狭い時は時間がかかるよ。
時間が長くなると手振れしやすくなるから注意だね。
レンズの長さ分の1秒が手振れしにくい基準って言われているよ。
200㎜のレンズを使った場合1/200より遅いシャッタースピードだと手振れしやすくなるということ。
長いレンズはより手振れしやすいから注意だね。
・iso感度
同じ明るさの写真を撮る時に必要な光の量がiso感度をあげることで少なくなるとてもありがたい機能だけど…
Iso感度を上げると写真にノイズが増えて画質が低下するよ。
写真の明るさは、水道の蛇口と同じだね。
蛇口を開けると水がドバっとでてコップ一杯の水を貯めるための時間が短くなる感じだね。
蛇口が絞りで、水が貯まる時間がシャッタースピード、iso感度はコップの大きさって感じかな。
まとめ
今のカメラでは色々出来るけど、花写真を撮るために覚えなくてはならない操作は、この3つだけでいいよ。
■ 絞りを変えてピントが合う範囲をかえる
■ 明るさを変える
写真の明るさを変えるには次の3つを覚えてね
■シャッタースピード
■iso感度
他にも必要な事があるけど本当に覚えてほしいことはこれだけでいいよ。
写真を撮った後でも変更できることは後でやればいいし、ファインダーの視度調整とかは必要に応じて変更するといいよ。
じゃあ今日はここまで、綺麗な写真を撮って見せてね。