こんにちは、HITOHA(@21_kiminitodoke)です。
このブログでは、花写真撮影のノウハウを詳しく解説しています。
おしゃれなお花写真が撮りたいです。
背景をボカした写真の撮り方を教えてください。
こんな花写真の撮影についての質問にお答えします。
このページの内容
✅背景をボカした写真のメリットとデメリット
✅背景をボカした写真の撮り方と3つの要素
背景をボカした写真のメリットとデメリット
最初にも触れたように、ボケを活かした写真は主役が目立ちとてもシンプルで伝わりやすい写真になります。
ただ、集合写真のように全員の顔をクッキリと写したい時、背景の景色もクッキリと写したい時は、出来るだけボケが出ないように撮ります。
背景の景色がボケてしまうと、何処で撮った写真なのか分からなくなってしまいますからね(笑)
ボケを活かした写真のメリット
・肉眼で見ることが出来ないファンタジックな写真になる
・背景に写ってほしくないものがある時に目立たないよう出来る
ボケを効かしすぎた写真のデメリット
・狙いがズレるとピンボケ写真になってしまう
・シベだけにピントが合い花弁がボケてしまうと何を撮ったのかがわからなくなることがある。
・集合写真で一部の人の顔がボケてしまう。
ボケを活かした写真には、こんなメリットとデメリットがありますが、花写真では積極的に狙っていきたい表現方法です。
ボケの効いた花写真を見て、こんな写真が撮りたいと思い。
写真をはじめた方も沢山いるんじゃないかと思っています。
私がそうだったようにね(笑)
背景をボカした写真の撮り方と3つの要素
ボケを活かした写真を撮るには、次の3つを調整してボケ量をコントロールします。
・ボケを効かした花写真は絞りを開いて撮る
・ボケを活かした花写真は長めのレンズで撮る
・ボケを活かした花写真は出来るだけ近づき、遠くの背景を選ぶ
ボケを効かした花写真は絞りを開いて撮る
ボケは絞りを変えることで、ピントが合っているクッキリと写す部分とボカす範囲を調整します。
絞りは、カメラに光を取り入れる窓の大きさを変える機能です。
窓を大きく開けるとピントが合っている範囲が狭くなり全体がボ
ケやすくなります。
絞りはF値といい。
F1.4・F5.6・F11と表現され数値が小さい方がピントの合う範囲が狭くボケやすいと覚えてください。
F値はレンズ毎に違うので、F2.8以下のレンズがおススメですが、F値の最小値が小さいレンズ程、大きくなり高価です。
ボケを活かした花写真は長めのレンズで撮る
ボケを効かした写真は長めのレンズ50㎜以上のレンズで撮ることでボケやすくなります。
出来れば100㎜以上の中望遠レンズを使用すると、かなりボケの効いた写真になります。
レンズの長さが長くなるほど、手振れしやすくなるので慎重に撮らないとブレた写真になってしまいます。
なので手振れ補正のついたレンズ又はカメラを使うことで、ブレを防止することをおすすめします。
ボケを活かした花写真は出来るだけ近づき、遠くの背景を選ぶ
ボケを活かした写真を撮るには、お花に出来るだけ近づくとよりボケやすくなります。
寄れる距離はレンズにより違い、近づきすぎるとピントが合わなくなります。
そして、背景は出来るだけ遠くのものを選ぶことボケやすくなります。
一般的なレンズでは数十センチまで寄ることが出来、マクロレンズを使うと数センチまで寄ることができます。
但し,寄れば寄る程、ピントが合う範囲が狭くなりシビアなピント合わせと手振れに注意しなくてはいけなくなります。
ただ、マクロレンズで撮られた背景のボケを活かした写真は、肉眼では見ることが出来な、ファンタジックな写真になるので是非チャレンジして欲しいと思います。
まとめ
おしゃれ花写真の一つの表現方法としてボケを活かした写真の撮り方を説明しました。
散歩中に見つけた花をスマホで撮る写真と比較すると、やらなくてはいけないことが多く、少し面倒ですが…。
手間をかけた分だけ、肉眼では見ることができない。
おしゃれ花写真を撮ることができます。
是非マスターしていただきたいテクニックです。
個人的にはボケを活かした花写真が大好きで、よく撮っていますが、慣れてしまえばそれほど難しいことはなく、どちらかと言うと機材で撮りやすさが決まる手法になります。
おすすめの機材は、手振れ防止機能のある中望遠マクロレンズが一本あるとお洒落花写真の表現の幅がぐっと広がると思っています。
中望遠マクロレンズは、比較的安価なものもあるのでお勧めです。
関連記事