こんにちは、HITOHA(@21_kiminitodoke)です。
このブログでは、花写真撮影のノウハウを詳しく解説しています。
おしゃれなお花写真が撮りたいです。
綺麗にお花を撮る時の写真の明るさについて知りたいです。
写真の明るさの決め方を教えてください。
こんな花写真の撮影についての質問にお答えします。
このページの内容
✅写真の明るさは、自分のイメージで決める!
✅写真の明るさを変える時の注意点
✅写真の明るさの変え方法
✅写真は撮った後から編集で明るさを変える
写真の明るさは、自分のイメージで決める!
花写真の明るさの決め方は
あなたのイメージに合わせて自分で決めてください。
要はその花をどう見せたいか
そのイメージに合わせて明るさを変えます。
例えば、一輪の赤いバラを撮る時
そのバラの色味に心が引かれれば
色が正確に出る明るさにするか、その色がより引き立つ明るさにします。
赤いバラは明るめに撮ると、
やや黄色が出てきて朱色で写ります。
反対に暗めに撮ると赤が強調されてきます。
ですから、色を見せたい写真なら暗めに撮る方が
伝わりやすくなります。
またこのバラを寂しそうなイメージで撮りたい時
明るく撮ると寂しさの表現が難しくなり
暗めに撮ることで寂しさは伝わりやすくなります。
この例のように
写真は自分がどんなイメージで撮りたいか
そのイメージの再現がもっとも重要です。
カメラ任せで撮るだけでは、
表現できない部分ですが
明るさを変えるか、変えないかで
出来上がる写真の印象は大きく変わります。
極端な言い方をすると
写真の明るさは自分のイメージ通りであれば
勝手に明るさを変えて撮っていいのです。
そのうえで自分が気に入ればそれでOKです。
また写真が見てくれる人が認めてくれれば
更に嬉しいですね
写真の明るさを変える時の注意点
写真の明るさは自分自身で決めますが
その度合いについては、行き過ぎた表現になると
後々困ることがあるので注意が必要です。
特に次の2つには注意しましょう
主役が白飛びしてしまう
社役が黒ツブレしてしまう。
主役の白トビの問題点
白飛びした部分には色情報がなく
例えば青い紙に白飛びした写真をプリントすると
白い部分が紙の色である青がでてしまします。
白飛びした部分は色情報がなく
透明になっているという事です。
反対に黒ツブレしたところは、
後から明るめに編集することはできますが
元の花色が出るわけではなく黒がグレーになるだけです。
なので、白トビ・黒ツブレのない明るさで
撮ることが重要です。
写真の明るさの変え方法
ここではマニュアルモードで
写真の明るさを変える方法を簡単に説明します。
写真の明るさはカメラに取り込む光の量で決まります。
光の量は、光を取り込む窓(絞り)の広さと
光を取り込む時間(シャッタースピード)で決めます。
窓を大きく開くと光を取り込む量が増えて
短時間で必要な光が貯まります。
窓を半分に綴じると、光を取り込む量が半分になり
必要な光を貯めるためには倍の時間が必要になります。
他にも明るさはISO感度を変えることでも
変更できます。
感度を上げることで、必要な光の量を減らすことが出来るのです。
なので、感度を上げれば、光を取り込む窓(絞り)の大きさか
光を取り込む時間を少なくすることが出来る優れた機能です。
ですが…。
感度を上げるたびに画質が荒くなってしまします。
なので、絞りやシャッタースピードを変えたくない時、
もしくは、変えられない時に感度を変えます。
絞りは背景のボカシ加減を自分で決めそれに合わせ
シャッタースピードは主役がブレない程度にするのが基本です
なので、暗い環境で、明るく撮りたい時
シャッタースピードが遅く手振れしそうだと思った時に
ISO感度を上げるようにします。
画質はやや落ちますが、手振れした写真よりは
ましだと考えます。
写真は撮った後から編集で明るさを変える
写真は画像編集で明るさを変えることが出来ます。
おしゃれ花写真の仕上げでは、
必ず写真の画像編集を行うと考えてください。
カメラだけで撮れるイメージはそれほど多くはなく
仕上げるためには編集まで行うと思ってください。
まとめ
写真の明るさは自分のイメージで自由に決めます。
明るさの変更の仕方は、
光を撮る込み窓(絞り)の大きさと
光を取り込む時間(シャッタースピード)を変えて変更します。
絞りを変えることでボケ量が変わり写真のイメージが変わるので
ここを最初に決めて
シャッタースピードは手振れしない程度に変更するのが基本です。
手振れしないスピードが足りない時に、ISO感度を上げると覚えてください。
ISO感度を上げると画質がやや落ちるため、ISO感度は最後に決めます。
この時手振れした写真より、多少画質が落ちても手振れのない写真を優先します。
意図的にシャッタースピードを遅くして、被写体や背景がブレるように撮る方法もありますが、お花写真はあまり使わないテクニックです。
関連記事